ノラオンナ59ミーティング「スサー」
@ 吉祥寺スターパインズカフェ
2025年4月21日(月)
今年も無事に幕をおろしました。
ご来場のみなさま、スターパインズカフェのスタッフの皆さま、本当にたくさんの愛を
ありがとうございました。
ステージに実際幕はありません。
ですが、私には毎年しっかりとした幕が存在しています。子供の頃エレクトーンの発表会で毎年見ていた市民会館の美しい幕。出番前に薄明かりの中、椅子にすわり待機する緊張と高揚。コンクールはもっと緊張した。だけどあのかんじが大好きだった。幕が開く瞬間、暗闇とこちらに向かって刺さるピンスポットや色とりどりのあかりたち。
よし、はじまる
わたしはスサーする鳥
いま、私は真っ暗なステージでうたうのが好きです。小さい頃暮らしていた家。目の前に広がる真っ暗な海と漁火、月明かり。私のステージの原風景。生きているのかもう死んでいるのか彷徨いながら
私の声だけがそこにある
ノラミーは回を重ね来年いよいよ10年を迎えます。私が嬉しいこと。1回目からこれまで出演してくれた音楽家のみなさんが全員今も変わらず大活躍されていること、ますますみなさん素晴らしくなって活躍されている。人間的にもやさしくなって強くなって、なんだかみんなますますチャーミングになってゆく。私はそれが嬉しくてしかたがないのです。音楽って音を楽しむって書くし、その通りだとおもうから、楽しくて楽しくて何があったってつらくたってその気持ちさえあれば音楽家はずっとチャーミングだよ。どんどん話がわからなくなってきたみたい、ごめんなさい。わたしステージでもそうかも?今回も多分そうかな、あれ私なに言ってんのって。とにかく今回は大好きな尊敬する2人のギタリスト外園健彦さんと古川麦さんの演奏の波に揺られる私は小舟のようにうたいました。しかし外園さんの弾き語りと赤シャツにみなさん騒然としていたけど、私はしってたからね!!声は哀川翔⁈でドライ!外園さんのポルトガル語はコロコロしてなんてかわいいんだろう。そう!小さな子供が弾き語りする童謡みたいな素直な明るい、心が洗われるうれしさ満載。いきなりお父さんの子供への読みきかせにも聴こえたり不思議だった、
みていてうるっとした。
純粋なギターへの愛とうた。
そして麦さんの弾き語りはもう素晴らしすぎて何も言うことはないです。家で毎日うたって欲しいくらい。ずっと聴いていたい。麦さんの歌声はすでに私の暮らしの音楽です。そして、スサーのギターはツボがありすぎるんです。それが欲しい音です!声です!みたいなことを以心伝心でサッとさしだしてくれる。麦さん本当に10年近く
いつも助けてくださり
ありがとうございました。
そして今回は尾張文重さんという素晴らしいシンガーを印象的なシーンでお迎えしました。そうとう彼女はチャーミングです。イカれたチャーミングです。とんでもない歌手になっていくと私は思っています。その頃私はおばあちゃんになっているかもしれないので、そんなふたりでまたうたいたいうたがアンコールで披露した「ココア」です。彼女はこれから素晴らしい音楽家と共にアルバムを作ります。クラウドファンディングに挑戦中です。名盤しか考えられないので、ぜひ彼女のアカウントをみてください。そして参加を!!彼女のアルバムは私の店ノラバーに売ってます。買いましょう!聴きましょう!
さあ、来年のノラオンナ60ミーティング。とんでもないステージになるでしょう。
また幕は開きます。
2026年4月21日(火)
吉祥寺スターパインズカフェで
お待ちいたしております。
あ!
11月1日
港ハイライト
再始動
吉祥寺スターパインズカフェも
よろしくお願いいたします。
藤原マヒト
柿澤龍介
宮坂洋生
と
ぶっとばしていきます。
ああ
音楽がわたしは大好きだ
今年もおもった
そして
生きることが大好きだ
なにがあっても
ノラオンナ
写真 古前武昭